必見!さくらインターネットで始めるWordPress導入ガイド

企業や中小企業がWebサイトを構築する際に、最も使いやすく人気のあるツールがWordPressです。今回は、さくらインターネットのレンタルサーバでWordPressを導入し、サイト公開までスムーズに進められるよう、詳しい手順を解説します。

【ステップ1】ドメインの設定

・ドメイン利用設定

 複数のドメインを運用する場合はマルチドメイン機能を活用しましょう。サブドメインとして「www.」も利用した方が、一般的なWebサイトとして認識されやすくなるというメリットがあります。

・公開フォルダの設定

 レンタルサーバではドメインごとに公開フォルダを設定します。今後、Webサイトを複数作る場合、フォルダ名を分かりやすく設定しておくと、管理効率が向上します。

・www.転送設定

 訪問者が「www.」あり・なしのどちらでアクセスしても問題ないように、一方をメインに決め、もう一方をメインの方に転送設定しましょう。

【ステップ2】クイックインストールでWordPress設定

・インストールURL指定

 WordPressをどのURLで表示するかを決定します。通常、ルートディレクトリ(例:yourdomain.com)にインストールします。

・データベースの作成

 WordPressはデータベースを必要とします。データベース名とパスワードは厳重に管理しましょう。

・サイトのタイトルの設定

 サイトタイトルは訪問者にサイト内容を伝える重要な役割があります。企業名やサービス名など分かりやすく明確なタイトルを設定しましょう。

・ユーザー名、パスワード、メールアドレスの設定

 セキュリティを考慮し、ユーザー名とパスワードは推測されにくいものに設定します。管理用メールアドレスも適切なものを設定し、パスワードリセットや通知など重要な情報を確実に受け取れるようにします。

【ステップ3】セキュリティの設定

・WAFの設定

 Web Application Firewall(WAF)を有効化することで、不正アクセスや改ざんからWebサイトを保護します。管理画面から簡単に設定可能です。

・SSLの証明書の発行

 SSL証明書を導入し、HTTPS化することで通信を暗号化し、訪問者の情報を守ります。さくらインターネットでは無料のLet's Encryptを簡単に導入できます。

・SSLの利用設定とHTTPからHTTPSへの転送設定

 証明書を発行したらSSLの利用設定をして、サイト訪問者が必ずHTTPSで接続できるように、サーバ側でHTTPからHTTPSへの強制転送を設定します。

・WordPressアドレスとサイトアドレスをhttpからhttpsへ変更

 最後に、WordPressの設定画面でサイトアドレスとWordPressアドレス設定を「http://」から「https://」に変更しましょう。これにより、安全で信頼性の高いサイトとして運営が可能になります。

これらの手順をしっかりと踏むことで、安全かつ効率的にWordPressを導入できます。企業や中小企業が安心してWebサイトを運営できるよう、この記事をぜひ参考にしてください。

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