さくらインターネットで始めるドメイン取得とレンタルサーバ契約
起業時や中小企業のIT担当者がまず整備したいのが、会社の「顔」となるホームページやメール環境です。これらを構築するためには、まずドメイン(インターネット上の住所)とサーバ(データを置く場所)が必要になります。この記事では、「さくらインターネット」を利用して、ドメインとレンタルサーバを契約するまでの手順を、初心者にもわかりやすくご紹介します。
【ステップ1】レンタルサーバのプラン選択
さくらインターネットには、複数のレンタルサーバプランがあります。基本的には以下の3つの中から選ぶことになります。
- ライトプラン:メールと簡単なWebサイト運用向け。コスト重視の方におすすめ。
- スタンダードプラン:個人事業主や小規模事業者に最適。WordPressなどCMSの利用も可能。
- ビジネスプラン:アクセス数が多い中小企業サイトや複数サイト運用に向いています。
初めての利用であれば、「スタンダードプラン」を選んでおけば十分対応できます。必要になれば後から上位プランへの変更も可能です。
【ステップ2】ドメインの選択
次に、ドメインを決めます。これはホームページのURLやメールアドレスに使われる、いわば会社のインターネット上の名前です。
ドメイン名は会社名やサービス名、ブランド名に近いものを選ぶと良いでしょう。たとえば「yourcompany.jp」や「yourservice.com」など、覚えやすく、信頼感のあるものがおすすめです。
また、ドメインの種類(「.com」「.jp」「.net」など)も選ぶ必要があります。「.jp」は日本国内での信頼性が高く、ビジネス用途に適しています。
ドメインの空き状況は、さくらインターネットの検索機能で確認できます。希望する名前がすでに使われている場合は、少し表記を変えるなどして対応しましょう。
【ステップ3】さくらインターネットの会員登録
プランとドメインを選んだら、さくらインターネットの会員登録を行います。
必要な情報は、以下の通りです。
- メールアドレス
- 氏名または法人名
- 住所・電話番号などの基本情報
- パスワード
入力が完了したら、確認メールが届くので、記載されたURLをクリックして本登録を完了させます。
【ステップ4】支払方法と支払い
登録が完了すると、選択したプランとドメインの料金を支払うフェーズに入ります。
支払方法は以下から選べます:
- クレジットカード
- 銀行振込
- コンビニ払い
クレジットカードが最もスピーディーでおすすめです。支払いが完了すると、数分〜数時間以内に利用可能となるケースが多いです。
【まとめ:契約前に確認したい注意点】
- ドメインは一度取得すると変更できません。スペルや意味に誤りがないか必ず確認しましょう。
- レンタルサーバは契約期間が選べます(1ヶ月〜数年)。長期契約の方が割安になるケースもあります。
- 自社の将来の拡張性を考えて、必要に応じて上位プランの検討も視野に入れましょう。
さくらインターネットは、初心者にも扱いやすく、コストパフォーマンスの高いサービスが揃っています。この記事を参考に、まずは安心できるインターネット環境の第一歩を踏み出してみてください。
これらのサポートをご希望の方はこちらからご連絡ください!